WOLとは
Wake on lanの略ですが、これはLAN内の指定PCに対してマジックパケットを投げつけてリモートで電源Onにするものですね。
これをWAN側(会社とか)からLAN内(自宅とか)のPCをWake upさせる方法の備忘録です。
WAN側からLAN内のPCを叩き起こすには、まずWAN側からルータのグローバルIPアドレスに向けてマジックパケットをぶん投げます。
今回はスマホを使った場合を想定しています。
必要なアプリ
・Wake on lan(GooglePlayでダウンロード)
設定項目は、叩き起こしたいPCのMACアドレスとルータのグローバルIPアドレス、ポート番号を登録します。
ポート番号は何でもいいです。あとでルータで同じポートを設定します。ただしwellknownポートは避けましょう。(80とか21とか53とかはだめ。9999とか10000とかそういうのでいいでしょう)
次にルータの設定
叩き起こしたいPCにはDHCPではなくスタティックなローカルIPを振ります。
でないと毎回毎回IP変わるとターゲット(叩き起こしたいPC)が特定できないので。
次に先程のポートの設定
ルータに投げられたマジックパケットを指定したPCの指定したポートへ転送させます。
PCの設定
デバマネでNICの設定を下記の用な感じに。
さりげなくGeForce1070をアピール
要するにこういうこと。(雑)
ここで1つ肝は、「IPアドレス変更通知」というアプリと上図のZzz眠ってるPCにぶら下がっているスマホ。
一般的に個人が契約しているISPは固定グローバルIPではなく、ときどき何かのタイミングでグローバルIPが変わってしまうと思います。(固定グローバルIP環境ならIPアドレス変更通知は不要)そうなると困る。スマホで叩き起こそうとする先が変わってしまうので、マジックパケットを投げても目的のルータに届かない。そこで活躍するのが「IPアドレス変更通知」というアプリ。ルータのグローバルIPが変わったら、自動で新しいIPを指定したメアドに通知してくれます。変更通知のメールがきたらWakeOnLanで設定したIPを書き換えればOK。
まあ最近はめったにグローバルIPが変わるってことはないんですけど。
※完全電源Off、Wifiでは叩き起こせませんでした。。。有線LANかつSleep状態だとできた。
うちのAlienPC(Dell AlienR3)のNICではWifiでのWakeUpLanに対応してないっぽい。。。
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